省エネルギー対策
5.省エネルギー対策(温熱環境・エネルギー消費量)
住宅室内で冬期に暖かく夏期に涼しく過ごしたいとするのは自然な要求ですが、そのためには室内の温度を適切に制御することが重要な課題となります。このとき、できる限りエネルギーの使用量を削減しつつ暖冷房を行うために、住宅の構造躯体の断熱措置などに十分な工夫を講じることが必要です。なお、石油などの化石燃料により生み出されるエネルギーの使用を抑制することは、地球規模での環境問題としてきわめて重要な温室効果ガスの発生抑制を図る観点からも、必要な措置と考えられます。住宅室内の温度を適切に制御するための方法にはさまざまな方法が考えられますが、ここでは一般的な方法である暖冷房を想定し、構造躯体の断熱化等によって使用するエネルギーがどれだけ削減できるかを考慮しています。(住宅性能評価・表示協会抜粋)
断熱等性能等級
その他 | 特に断熱措置を設けない。 | ||
昭和55年の省エネルギー基準 | 冷暖房に使われる消費エネルギーが980MJ/m2・年以下 ※75m2程度の家で、エアコンの電力料金15万円/年程度 |
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平成4年に改定された省エネルギー基準 | 等級2の水準の3/4程度(約7割)のエネルギー消費量 | ||
平成25年に改定された省エネルギー基準 | 等級2の水準の40%以上のエネルギーを削減 |
1、高性能断熱材
壁・天井断熱 (マグイゾベール) | 床断熱 (カネカケンテック) |
▶︎参考サイト | ▶︎参考サイト |
2、高断熱玄関ドア
3、結露の発生を抑える、樹脂アングルサッシ+ペアガラス