10.防犯対策

近年、住宅への侵入窃盗件数が増加し、手口も巧妙化するなど社会的に深刻な状況になってきており、防犯対策への意識が高まっています。
防犯に配慮した住宅の計画を行う際の基本原則としては、主に以下のような点があげられます。
1)周囲からの見通しを確保する(監視性の確保)
2)居住者の帰属意識の向上、コミュニティ形成の促進を図る(領域性の強化)
3)犯罪企図者の動きを限定し、接近を妨げる(接近の制御)
4)部材や設備を破壊されにくいものとする(被害対象の強化・回避)
ここでは、上記のうち被害対象の強化として、開口部の侵入防止対策について、どの程度の配慮がなされているかを評価します。ただし、敷地周辺の状況、侵入に用いる工具の性能、犯人の熟練度や人数などの様々な要因よって、この基準で想定していた侵入を防ぐことのできる抵抗時間が、基準に満たない場合もあり得ることに留意する必要があります。開口部(ドアや窓など)について、侵入防止対策のため、侵入を防止する性能が確かめられた部屋を使用している場合に、 その旨を表示します。(住宅性能評価・表示協会抜粋)

開口部の侵入防止対策


錠やガラスの防犯性能

泥棒が入りにくいか??
騒音が発生しない侵入行為に5分以上、騒音を発生する打撃攻撃に対して7回を超えて耐えられる性能があるかどうかを表示する。


 

1、玄関ドア

2、サッシ